○
議長(
阿部正明) 教育長。 〔教育長 影山吉則登壇〕
◎教育長(影山吉則)
令和4年第1回
伊達市議会定例会の開会にあたり、教育行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。
我が国におきましては、「超スマート社会」とも言われるSociety5.0時代の到来により、新たな時代を生きる子どもたちにもICTを基盤とした先端技術等の効果的な活用が求められ、学校に対し「GIGAスクール構想」の実現が図られてまいりました。さらに、
新型コロナウイルス感染症対策による学校休業中であっても「子どもたちの学びを止めない」ことが急務となったことから、児童生徒一人一台端末の整備により学校と家庭をオンライン化するなどして、子どもたちの学びの保障や持続的な学校運営体制の構築に向け、本構想が加速度的に進められてきたところです。 本市の教育現場におきましては「学校の新しい生活様式」にある感染症対策を徹底しながら、「コロナを言い訳にしない教育活動」を合言葉に教育活動の工夫を図るとともに、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型授業を行うなど、新たな時代を生きる子どもたち一人ひとりの可能性を引き出す「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現する授業改善を進めてきたところです。今後は、Society5.0における「学びの在り方の変革」も踏まえた教育活動の展開を図っていかなければならないと考えております。 さて、学校教育のイノベーションが図られる一方で、社会全体としては、超高齢社会におけるライフステージの各段階で活躍し続ける人材の育成に向け、「人生100年時代の社会人基礎力」の視点が求められております。本市教育の基本理念である「自立・協働・創造」は、「社会人基礎力」を構成する3つの能力である「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」と軌を一にするものであり、世界全体で取組が進められているSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す人づくりの基盤となるものと捉えております。今後一層、地域を理解し仲間と協働して課題解決に当たる資質・能力を育むことをねらいとする「だて学」をはじめ、学校教育や社会教育等のあらゆる学びの場面を通じて、本市教育の基本理念の具現化に向けた取組の充実を図るとともに、地元愛に根差した地域創生の原動力となる「
伊達プライド」を持った「
伊達人(
だてびと)」の育成に繋げてまいりたいと考えております。
伊達市
教育委員会といたしましては、第2次
伊達市教育振興基本計画に基づいた各種教育施策の取組に加え、
令和3年4月に開校した北海道
伊達開来高等学校の特色化・魅力化への支援、
令和5年3月末をもって閉校となる北海道
伊達緑丘高等学校や、本市との連携に努める北海道
伊達高等養護学校、市内の幼稚園・保育所とすべての市立学校との系統性を図った教育の実施等について、市をはじめ、学校、家庭、地域や関係機関・団体等との連携を強化して教育行政を推進してまいります。 ここで、今後の教育行政に臨む基本姿勢について申し上げます。 教育を取り巻く現状と課題を踏まえ、本市の教育理念である「自立・協働・創造」の目指すべき方向性について、「自立」におきましては、「夢を志に高め、たくましくしなやかに、生涯を通じて挑戦し続ける人の育成」とし、「協働」におきましては、「共に学び育ちあう絆を強くし、地域が人を育み、人が地域を創る社会の実現」を、「創造」におきましては、「郷土の歴史と文化を
継承・発展させ、新しい価値観を創出する人の育成」としたところであります。 以上のことを基本姿勢として、自らが
伊達市の将来を創り出していくという主体性を持った人づくり、郷土の歴史や文化を誇りに思い、生涯にわたり生きがいを持って活躍できる学びづくりのため、学校教育におきましては、「社会を生き抜く力を育む教育の推進」として、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」である「社会人基礎力」の育成や、「GIGAスクール構想」を基にしたICTの活用による新しいスタイルの授業改善に加え、教育活動全体をSDGsの17のゴールの視点から見直し、子どもたちが主体的かつ協働的に学び、自ら判断して課題を解決しようとできる学習を推進してまいります。 併せて、道徳教育と人権教育との関連を図り、互いの違いやよさ、ジェンダー(社会的性別)等、多様性を認め理解し合いながら、自分と同じように他者も尊重できる態度を養う「豊かな心を育む教育の推進」、体力向上、食育及び健康教育を目的とした「健やかな体を育む教育の推進」を図ってまいります。 また、「地域とともにある学校づくりの推進」として、
コミュニティ・スクールへの認識を深めることを目的とした研修会を実施するとともに、学校運営協議会において地域住民や保護者が主体的に学校運営に参画し、学校と地域が一体となって子どもたちを育むなど、地域総がかりの教育と学校を拠点とした地域づくりを推進してまいります。 「信頼される教育環境の整備」としては、一定規模の集団の中で、認め合い、協力し合い、切磋琢磨できるなど、児童生徒の教育環境をより良いものとするため、地域や学校と連携しながら学校再編等を進めてまいります。 社会教育におきましては、「ふるさと意識を育て地域づくりに参画する青少年教育の推進」として、次の時代を担う青少年に対して、
市民団体と協力し様々な体験活動や交流の場となる青少年教育事業の充実を図るとともに、
伊達の魅力を改めて感じ、愛着や誇りを持つよう「だて学」に積極的に取り組み、青少年の新たな価値を生み出す資質・能力を育んでまいります。 また、「共に支えあう地域づくりを目指す社会教育の推進」として、
市民講座や
市民カレッジ、長生大学等において「オトナのだて学」と冠した講座等の充実に取り組むとともに、子どもたちへのスポーツ・文化活動等の機会の提供や学習習慣を身に付けさせることなどを目的として、「放課後子ども教室」や「放課後児童クラブ」を開設いたします。 歴史・文化芸術におきましては、「特色ある地域文化の推進」として、芸術鑑賞事業や文化芸術活動への支援等を通じて、地域の特性を活かした多様な文化芸術の充実・発展に努めてまいります。 また、「
歴史文化を活かした
まちづくりの推進」として、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことから、文化遺産・教育資産としての縄文遺跡の活用をさらに推進するため、縄文文化の価値を広く
市民に周知するなど、
市民が縄文文化を楽しみ理解する取組を行ってまいります。 だて
歴史文化ミュージアムにつきましては、多文化共生の意義を学ぶことができる魅力ある施設として、博学連携や指定管理者をはじめ周辺地域の文化施設、観光施設等との連携を積極的に行うことにより、来館者が「集い学びあえる」場の創出への取組を行ってまいります。 スポーツにおきましては、「豊かな心身を育むスポーツの振興」として、ニュースポーツを含めた生涯スポーツの取組の拡充を図るため、施設の指定管理者や関係団体等と連携し、健康づくり事業やスポーツ教室、各種大会の開催に加え、利用者アンケート等によるニーズの把握により、
市民のスポーツ施設の利活用の促進に努めてまいります。 また、学校の運動部活動の地域移行を含めた地域における新しいスポーツ環境の構築や子どもたちにとって親しみやすい運動の啓発等、各種団体等との連携に向けた取組を促進してまいります。 以上を基本姿勢として、教育行政を執行してまいります。 以上、
令和4年度の教育行政に臨む基本姿勢等について申し上げました。
伊達市
教育委員会といたしましては、本市をはじめ、あらゆる地域や世界を舞台に活躍する資質及び能力を持った人材の育成を目標として教育活動を進めていくとともに、
市民一人ひとりが生涯にわたり豊かに学ぶことができるよう、学校、家庭及び地域はもとより、関係機関や団体等との連携を図りながら、本市教育のより一層の充実及び発展に全力で取り組んでまいります。
市議会議員の
皆さま並びに
市民の
皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
○
議長(
阿部正明) 以上で
行政報告第1号及び
教育行政報告第1号の以上2案件の
報告は終わりました。 この際、
行政報告第1号
令和4年度
市政執行方針及び
教育行政報告第1号
令和4年度
教育行政執行方針の以上2案件については、
報告として受理することといたします。
△
市長提出議案第1号~
市長提出議案第24号、
市長提出報告第1号~
市長提出報告第2号の上程、説明、
報告
○
議長(
阿部正明) 次に、
日程第7、議案第1号
胆振支庁管内公平委員会委員の選任についてから
日程第32、
報告第2号
令和4
事業年度伊達市
土地開発公社事業計画及び予算についてまでの以上26案件を
一括議題といたします。 提案理由の説明及び
報告を求めます。 市長。 〔市長
菊谷秀吉登壇〕
◎市長(
菊谷秀吉) 初めに、議案第1号についてご説明いたします。 本案件は、胆振支庁管内公平委員会の委員であります白崎浩司氏が本年5月12日をもって任期満了となりますことから、同氏を再任いたしたく、地方公務員法及び胆振支庁管内公平委員会規約の規定により議会の同意を求めるものであります。 なお、同氏につきましては、胆振支庁管内公平委員会を共同設置する地方公共団体の長の協議により定めた委員の候補者であることを申し添えます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○
議長(
阿部正明) 副市長。 〔副市長 仁木行彦登壇〕
◎副市長(仁木行彦) 引き続き、議案第2号についてご説明いたします。 本案件は、道路法の規定により市道の路線の認定及び変更について議会の議決を求めるものであります。 青柳北小路線につきましては、開発行為により新設された道路が本市に帰属されたことにより認定するものであります。山中通り線につきましては、北海道の有珠山麓地区畑地帯総合整備事業により道路が整備されたことから、また黄金臨海浜線につきましては一部が国有地払下げにより私有地となる予定であることから、それぞれ終点を変更するものであります。 次に、議案第3号についてご説明いたします。本案件は、
国営緊急農地再編整備事業の完了後に本市や受益農家が支払う負担金の財源に充てることを目的とした
伊達市土地改良事業基金を設置するため条例を制定するものであります。 次に、議案第4号についてご説明いたします。本案件は、児童数の減少に係る
伊達市放課後児童クラブの再編に伴い、まれふ児童クラブ及びうす児童クラブを廃止するため所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第5号についてご説明いたします。本案件は、本年1月に事業計画が確定した国営
伊達土地改良事業について、土地改良法の規定に基づく負担金等を徴収するに当たり、法令に合わせて徴収の猶予等の規定を追加するなど所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第6号についてご説明いたします。本案件は、道路法施行令及び北海道
道路占用料徴収条例の一部改正に併せて、自動運行補助施設に係る占用料を設定するため、所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第7号についてご説明いたします。本案件は、史跡北黄金貝塚公園用地として取得した土地の地番を追加するため、所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第8号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に、10億2,487万4,000円を増額して、217億3,385万9,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするもので、補正予算の内容につきましては、議案説明資料及び予算説明調書に記載したとおりであります。 継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正につきましては、それぞれ「第2表継続費補正」、「第3表繰越明許費補正」、「第4表債務負担行為補正」、「第5表地方債補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第9号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額から178万6,000円を減額して、44億4,733万5,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第10号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に、2,078万円を増額して、36億7,007万7,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 債務負担行為の補正につきましては、「第2表債務負担行為補正」のとおり、包括的支援事業委託費などに関するものであります。 次に、議案第11号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に97万5,000円を増額して、434万6,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第12号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額から774万6,000円を減額して、6億4,645万7,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第13号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、給水戸数などについて、補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を、
令和3年度
伊達市
水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第8条及び第9条を改めるものであります。 次に、議案第14号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、給水戸数などについて補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を
令和3年度
伊達市
簡易水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第6条から第8条までを改めるものであります。 次に、議案第15号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、主要な建設改良事業について補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を、
令和3年度
伊達市
公共下水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第6条、第9条及び第10条を改めるものであります。 次に、議案第16号から議案第23号までは、
令和4年度予算に係る議案であります。予算内容の詳細につきましては、
令和4年度歳入歳出予算事項別明細書並びに予算資料であります議案説明資料及び予算概要に記載しておりますので、提案に当たりましては主な項目についてご説明いたします。 それでは、議案第16号
令和4年度
伊達市
一般会計予算からご説明申し上げます。別冊の
令和4年度各会計予算及び予算説明書の一般―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ204億2,772万8,000円とし、第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債、第5条は一時借入金について、それぞれ定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、一般―11ページから179ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 なお、予算収支でありますが、8億6,000万円の収支不足となりましたことから、全額、財政調整基金の繰入れにより、財源措置を行ったところであります。 次に、議案第17号は、
令和4年度
伊達市
国民健康保険特別会計予算であります。国保―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億1,182万円とし、第2条は、一時借入金について定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、国保―5ページから41ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第18号は、
令和4年度
伊達市
介護保険特別会計予算であります。介護―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億2,145万7,000円とし、第2条は、一時借入金について定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、介護―5ページから43ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第19号は、
令和4年度
伊達市
霊園特別会計予算であります。霊園―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ349万1,000円と定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、霊園―5ページから15ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第20号は、
令和4年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計予算であります。高医―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億8,807万円と定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、高医―5ページから21ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第21号は、
令和4年度
伊達市
水道事業会計予算であります。水道―1ページ及び2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、給水戸数を1万4,693戸、年間総給水量を332万8,503立方メートルと見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に5億9,264万1,000円を、支出に5億5,657万2,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に5,572万5,000円を、支出に3億517万4,000円を計上しております。ここで生じます不足額の2億4,944万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金及び、減債積立金、建設改良積立金で補填しようとするものであります。 第5条は企業債、第6条は一時借入金、第7条は経費の金額の流用について、それぞれ定めるものであります。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の8,116万円を、第9条は、たな卸資産の購入限度額として、3,439万円をそれぞれ定めたいというものであります。 次に、議案第22号は、
令和4年度
伊達市
簡易水道事業会計予算であります。簡水―1ページ及び簡水―2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、給水戸数を394戸、年間総給水量を30万1,899立方メートルと見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に8,941万円を、支出に8,830万3,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に1,427万9,000円を、支出に4,599万8,000円を計上しております。ここで生じます不足額の3,171万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填しようとするものであります。 第5条は、経費の流用可能範囲につきまして定めるものであります。 第6条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の1,128万3,000円を、第7条は他会計からの補助金で、経営補助のため
一般会計から受ける補助金として4,026万3,000円を計上しております。 第8条は、たな卸資産の購入限度額として、156万1,000円と定めたいとするものであります。 次に、議案第23号は、
令和4年度
伊達市
公共下水道事業会計予算であります。下水道―1ページ及び2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、処理区域面積を977ヘクタール、処理人口を2万7,100人と見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に12億7,026万5,000円、支出に12億5,876万7,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に4億9,367万1,000円を、支出に8億8,514万9,000円を計上しております。ここで生じます不足額の3億9,147万8,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補填しようとするものであります。 第5条は債務負担行為、第6条は企業債、第7条は一時借入金、第8条は経費の流用可能範囲についてそれぞれ定めるものであります。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の5,294万2,000円を、第10条は他会計からの補助金で、経営補助のため、
一般会計から受ける補助金として5,930万円を、それぞれ計上しております。 次に、議案第24号についてご説明いたします。本案件は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額を変更するため所要の条例改正を行うものであります。 次に、
報告第1号についてご説明いたします。本案件は、市長の
専決処分事項の指定に基づき、
損害賠償の額の決定及びこれに係る和解について
専決処分を行いましたことから、
地方自治法の規定により
報告するものであります。 内容につきましては、
令和3年7月22日午後、市道門前通り線において車両で通行中の
市民が道路にできた穴に右側後輪を落とし、はね返しの衝撃で右フェンダーを損傷したものであります。この損害につきましては、その
損害賠償額を8,146円とし、合意を得ましたので、本年1月28日に
専決処分をしたものであります。 次に、
報告第2号についてご説明いたします。 まず、事業計画につきまして、土地の取得、造成は53万3,000円、土地の処分は4,521万4,000円であります。 続きまして、予算のうち収益的収入及び支出につきましては、収入に4,521万8,000円を、支出に4,604万4,000円を計上しております。 また、資本的収入及び支出につきましては、支出合計が53万3,000円でありますが、不足する同額は過年度損益勘定留保資金により補填をするものであります。 借入金につきましては、限度額を7,000万円と設定するものであります。 以上で提案説明及び
報告を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
阿部正明) 以上で提案理由の説明及び
報告は終わりました。 なお、
報告第1号及び
報告第2号の以上2案件については、
地方自治法に基づくものでありますので、
報告として受理いたします。
△次会
日程の
報告
○
議長(
阿部正明) 以上で本日の
日程は終わりました。 お諮りいたします。明日から3月1日までは議案調査のための休会にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) 異議ないものと認め、明日から3月1日までは会議を休会とすることに決定いたしました。 3月2日は午前10時から会議を開きます。
△散会の宣告
○
議長(
阿部正明) 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 散 会 (午前10時50分)...