伊達市議会 > 2022-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 伊達市議会 2022-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 伊達市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 4年  3月 定例会(第1回) 令和4年第1回伊達市議会定例会議事日程(第1号)                         令和4年2月25日(金)午前10時開会日程第 1 会議録署名議員の指名について                                   (議長指名第1号)日程第 2 会期の決定について                                   (議長提出第1号)日程第 3 例月出納検査の結果について                                      (監査報告日程第 4 令和3年度定期監査の結果について                                      (監査報告日程第 5 令和4年度市政執行方針                               (市長提出行政報告第1号)日程第 6 令和4年度教育行政執行方針                            (教育長提出教育行政報告第1号)日程第 7 胆振支庁管内公平委員会委員の選任について                                 (市長提出議案第1号)日程第 8 市道の路線の認定及び変更について                                 (市長提出議案第2号)日程第 9 伊達土地改良事業基金条例                                 (市長提出議案第3号)日程第10 伊達放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第4号)日程第11 国営土地改良事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第5号)日程第12 伊達道路占用料徴収条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第6号)日程第13 伊達史跡公園条例の一部を改正する条例(                                 市長提出議案第7号)日程第14 令和3年度伊達一般会計補正予算(第13号)                                 (市長提出議案第8号)日程第15 令和3年度伊達国民健康保険特別会計補正予算(第4号)                                 (市長提出議案第9号)日程第16 令和3年度伊達介護保険特別会計補正予算(第3号)                                (市長提出議案第10号)日程第17 令和3年度伊達霊園特別会計補正予算(第1号)                                (市長提出議案第11号)日程第18 令和3年度伊達後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                                (市長提出議案第12号)日程第19 令和3年度伊達水道事業会計補正予算(第2号)                                (市長提出議案第13号)日程第20 令和3年度伊達簡易水道事業会計補正予算(第2号)                                (市長提出議案第14号)日程第21 令和3年度伊達公共下水道事業会計補正予算(第3号)                                (市長提出議案第15号)日程第22 令和4年度伊達一般会計予算                                (市長提出議案第16号)日程第23 令和4年度伊達国民健康保険特別会計予算                                (市長提出議案第17号)日程第24 令和4年度伊達介護保険特別会計予算                                (市長提出議案第18号)日程第25 令和4年度伊達霊園特別会計予算                                (市長提出議案第19号)日程第26 令和4年度伊達後期高齢者医療特別会計予算                                (市長提出議案第20号)日程第27 令和4年度伊達水道事業会計予算                                (市長提出議案第21号)日程第28 令和4年度伊達簡易水道事業会計予算                                (市長提出議案第22号)日程第29 令和4年度伊達公共下水道事業会計予算                                (市長提出議案第23号)日程第30 伊達国民健康保険税条例の一部を改正する条例                                (市長提出議案第24号)日程第31 専決処分報告について(損害賠償の額の決定及びこれに係る和解について)                                 (市長提出報告第1号)日程第32 令和事業年度伊達土地開発公社事業計画及び予算について                                 (市長提出報告第2号)          開 会 (午前10時00分) △開会の宣告 ○議長阿部正明) ただいまから令和4年第1回伊達市議会定例会を開会いたします。 △開議の宣告 ○議長阿部正明) 直ちに本日の会議を開きます。 出席議員数は18名であります。 △諸般の報告議長阿部正明) 議事日程に入る前に事務局長から諸般の報告をいたします。 ◎事務局長浅水まゆみ) 諸般の報告をいたします。 (報告の詳細については以下のとおりである。) 1 地方自治法第121条及び伊達市議会委員会条例第21条の規定による今会期中の説明員は次のとおりである。   〇説明員    (市長部局)     市     長  菊 谷 秀 吉   副  市  長  仁 木 行 彦     企 画 財政部長  岡 村 崇 央   企画財政部参与  松 山 和 憲     総 務 部 長  金 子 達 也   総 務 部 参 与  三 品   淳     健 康 福祉部長  大和田 一 樹   健康福祉部参与  三 浦 顕 多     経 済 環境部長  髙 田 真 次   建 設 部 長  岡 部 正 純     大滝総合支所長  山 根 一 志   企 画 財 政 部  水 野 一 英                        企 画 財政課長     企 画 財 政 部  佐 藤 広 教   企画財政部税務課 片 平 敬 之     財 産 契約課長            収 納 対策室長     総 務 部総務課  足 立 勇 二   総務部総務課参事 佐 藤 雅 徳     危 機 管理室長     総務部総務課参事 坂 元 正 光   総  務  部  岡 野   淳                        職 員 法制課長     総務部市民課長  吉 田   勲   健 康 福 祉 部  加 藤 久 士                        社 会 福 祉 課                        生 活 支援室長     健 康 福 祉 部  佐々木   剛   健 康 福 祉 部  今 藤 康 之     子育て支援課長            高 齢 福祉課長     健 康 福 祉 部  浅 見 圭 一   健 康 福 祉 部  今 野 卓 也     保 険 医療課長            健 康 推進課長     健 康 福 祉 部  酒 井   拓   経 済 環 境 部  片 平 聖太郎     健康推進課参事            農 務 課 長     経済環境部農務課 大 石 達 也   経 済 環 境 部  菊 地   誠     農地再編推進室長           水 産 林務課長     経 済 環 境 部  小笠原 正 光   経 済 環 境 部  齋 藤 晃 司     商 工 観光課長            環 境 衛生課長     建設部建設課長  金 子 直 記   建  設  部  菊 地 雅 宣                        都 市 住宅課長     建  設  部  佐 野 真 三   建  設  部  酒 井   拓     上 下 水道課長            上下水道課参事     大 滝 総合支所  鈴 木 崇 史   会 計 管 理 者  武 者 秀 一     地 域 振興課長    (教育委員会)     教  育  長  影 山 吉 則   教 育 部 長  星   洋 昭     教 育 部 参 与  櫻 井 貴 志   教  育  部  安 藤   隆                        学 校 教育課長     教  育  部  上 山 昭 二   教  育  部  鈴 木 崇 史     生 涯 学習課長            大滝教育事務所長     図 書 館 長  竹 迫 知 美   だ て 歴史文化  石 澤 高 幸                        ミュージアム館長     教  育  部  林   毅 年     指 導 室 参 事                                              (監査委員)     代 表 監査委員  山 下   茂   監 査 委 員  山 田   勇     事 務 局 長  坂 元 正 光                                              (選挙管理委員会)     委  員  長  雲 津 公 子   事 務 局 長  三 品   淳     事 務 局 参 事  佐 藤 雅 徳                                              (農業委員会)     会     長  小 貫   豊   事 務 局 長  髙 橋 正 人                                           2 本会議の事務に従事する職員は次のとおりである。     事 務 局 長  浅 水 まゆみ   庶 務 課 長  櫛 田 太 郎     総 務 議事係長  木 村 雅 和   総 務 議 事 係  片 平 めぐみ     総 務 議 事 係  井 村 亮 平                                           3 令和3年12月定例会以降の議会の行事、会議及び議長会等関係については次のとおりである。  ┌────────┬─────────────────────────────────┐  │ 年・月・日  │       行事又は会議等                   │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 3・12・23│令和3年度胆振西部町議会議長懇話会が洞爺湖町で開催され議長出席 │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・ 6│正副議長新年挨拶回り                       │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・ 7│令和4年伊達商工会議所会員新年交礼会が市内ホテルで開催され議長出 │  │        │席                                │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・ 9│令和4年伊達成人式がだて歴史の杜カルチャーセンターで開催され議 │  │        │長出席                              │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・13│会派自民クラブ・公明党・なずな・吉野議員)による視察調査(青森 │  │    ~   │県八戸市、岩手県紫波町)                     │  │ 4・ 1・14│                                 │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・14│伊達市・伊達商工会議所新年懇談会市内飲食店で開催され副議長代理 │  │        │出席                               │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・17│全員協議会開催                          │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・18│広報編集委員会開催                        │  │        │議会運営委員会開催                        │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・20│令和4年第1回臨時会開催                     │  │        │予算決算常任委員会開催                      │  │        │全員協議会開催                          │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 1・28│産業民生常任委員会所管事務調査)開催              │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 2・ 5│伊達市立稀府小学校閉校記念式典稀府小学校で開催され議長出席   │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 2・10│議員有志(8名)によるオンライン視察調査(宮城県柴田町)     │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 2・17│全員協議会開催                          │  ├────────┼─────────────────────────────────┤  │ 4・ 2・22│議会運営委員会開催                        │  └────────┴─────────────────────────────────┘ △会議日程議長阿部正明) 本日の議事日程はお配りしたとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○議長阿部正明) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題といたします。 本定例会会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番、田中議員、16番、阿戸議員の両名を指名いたします。 △会期の決定 ○議長阿部正明) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会において会期について検討した結果、本日から3月15日までの19日間とすることになりましたが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、そのように決定いたしました。 なお、会期日程表については、お配りしたとおりであります。 △例月出納検査の結果について、令和3年度定期監査の結果について ○議長阿部正明) 次に、日程第3、例月出納検査の結果について及び日程第4、令和3年度定期監査の結果についての以上2案件を一括議題といたします。 例月出納検査の結果については、監査委員より令和4年1月27日付で一般会計特別会計令和3年度12月分及び水道事業会計簡易水道事業会計公共下水道事業会計令和3年12月分について監査報告書提出がありました。また、令和3年度定期監査の結果については、監査委員より令和4年1月28日付で令和3年度後期についての監査報告書提出があり、それぞれ同日付で受理いたしましたので、報告いたします。 △市長提出行政報告第1号、教育長提出教育行政報告第1号の報告議長阿部正明) 次に、日程第5、行政報告第1号 令和4年度市政執行方針及び日程第6、教育行政報告第1号 令和4年度教育行政執行方針の以上2案件を一括議題といたします。 行政報告を求めます。 市長。          〔市長 菊谷秀吉登壇〕 ◎市長(菊谷秀吉) 令和4年第1回伊達市議会定例会の開会にあたり、市政執行に臨む私の所信の一端を申し上げます。 私は、市長就任から本年で24年目を迎え、市長6期目の任期も残すところあと1年となりました。 この間、我が国において、地方都市人口減少少子高齢化は全く歯止めがかからず、労働力不足や地域経済の縮小、地域コミュニティ担い手不足など地方の自治体にとって大変厳しい時代となりましたが、市政執行にあたっては「伊達総合計画の着実な展開」、「未来を担う人材の育成・確保」及び「経営的な視点に立った行政改革の推進」を大きな柱として掲げ、また、「将来にわたって持続可能なまちづくり」を念頭におきながら、市民皆さまがこのまちで暮らしてよかったと心から思えるまちづくりに全力で取り組んでまいりました。 しかしながら、この厳しい時代に追い打ちをかけるかのように新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい、我が国の経済や国民の生活環境に大きな影響を及ぼしております。 未だ終息の見通しも立たない中、本市においても外出機会の減少、消費・経済規模の縮小及び税収等の減少が続くことになれば、まち活力低下につながりかねない問題であることから、激動する社会情勢を見据え柔軟に対応を進めているところであります。 一方、新型コロナウイルス感染症による危機を契機として、人口密度が低く感染リスクの少ない地方移住への関心や、様々な働き方を可能にするデジタル化に対する需要が高まりを見せており、特にデジタル化については、まち全体として速やかに対応できるか否かが本市の将来を左右する大きな分岐点になると思われます。 このような変化を関係人口の増加に向けての大きなチャンスとしてとらえ、ウィズコロナポストコロナ時代にいち早く対応するための道を模索しているところであります。 こうした厳しい時代にあっても、活力を失わずに希望がもてるまちづくりを進めていくためには、「まちづくり自分ごと化」の意識を醸成し、定着させ、一人ひとりが自らできることに取り組むことが重要と考えております。 「第7次伊達総合計画」の策定をきっかけとして様々な分野でワークショップを開催するとともに、令和2年度からは、本市の未来を担うリーダー伊達人だてびと)」を育成するため「みらい塾」を開催してまいりましたが、あらゆる年代・立場の方々が想像以上に数多く参加してくださいました。 そうした場での熱意あふれる議論や熱心に学ぶ姿勢に、本市のポテンシャルの高さを改めて確認できただけでなく、市民皆さまと行政が一丸となって協力し合うことで時代の潮流を踏まえた施策を展開し、地域が復活・再生できるようまちづくりに取り組むことの重要性を再認識したところであります。 これからも人材を発掘し育てる取組を継続し、市民力が発揮される環境づくりに努め、今以上に豊かなまちを創りあげてまいります。 今後の経済や社会動向の変化を予測することは非常に困難ではありますが、市民生活に最も身近な基礎自治体としての役割を果たし、すべての人が幸せに暮らすことができる「みんなが豊かさを感じられる市民幸福度最高まち」の実現に向けて、新年度の市政の舵取りをしてまいりますので、市議会議員及び市民皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 私は、将来に希望のもてる「豊かなまち」を創るために、「産業基盤の強化」、「補助から投資へ」、「市民とともに改革」の3項目を重点政策として位置付けたところであります。 まず、1点目の「産業基盤の強化」についてであります。 「豊かさ」を感じられるまちづくりを進めるためには、経済力維持のための産業振興が必要不可欠であります。 そのためには、本市の地域性を生かした魅力ある産業を育て、多くの担い手を創出することが重要となってまいります。 本市の基幹産業である農業は、気象データでも示されている温暖な気候を生かした伊達野菜を中心に、一年をとおして多種多様な農産物を生産できることが強みであります。特に真冬でも新鮮で高品質な冬野菜を提供できることは、北海道内では大変希少性が高いことから、他産地との差別化を図り、新しい付加価値を生み出す取組を進めてまいります。 さらに、産業基盤の強化や安定化を目的とする国営緊急農地再編整備事業の推進など、行政と生産者が協力し合い、より収益性を高める取組を進めてまいります。 また、地域産業担い手不足を解消するため、優秀な人材の確保と育成を丁寧に行うとともに、新たなビジネスへのチャレンジがしやすい支援制度を整備し、誰でも活躍するチャンスが得られるまちを目指してまいります。 大変難しい課題ではありますが、地域を支える持続可能な産業基盤の確立・強化のために市民皆さまと力を合わせ、実現に向けて着実に取り組んでまいります。 次に、2点目の「補助から投資へ」についてであります。 人口減少少子高齢化、さらに新型コロナウイルス感染症による経済への深刻な打撃など、経済規模縮小の流れがまちの財政にも負の影響を及ぼす中、より競争力の高い、選ばれるまちになるためには、独創性に富んだ様々な取組を継続していかなければなりません。 そのためには、これまで「補助」という考え方で行ってきた事業についても将来における効果をしっかりと見据え、未来につながる「投資」へと発想の転換を図る必要があります。 また、「投資」するためには「経営的視点」をもつことも重要であります。国の制度などを有効に活用し、限られた財源を効率的・効果的に「投資」することにより、次世代が安心して住み続けられるよう健全なまちづくりを進めてまいります。 次に、3点目の「市民とともに改革」についてであります。 本市においても急速な人口減少が顕在化しており、それに伴う地域や人とのつながりの希薄化は深刻な問題であります。 市民皆さまとともに改革を進めて行くためには、活力あるコミュニティや人材はとても重要であり、これまで進めてきたコミュニティ活動への支援などを継続しつつ、未来を担うリーダー伊達人だてびと)」のようなコミュニティの核となる人材の育成を行ってまいります。 また、人生100年と言われる時代に、生涯にわたって安心して生活でき、誰もが活躍できる環境を整えることにより、生きがいや張り合いなど「人生の豊かさ」が感じられるまちづくりを進めてまいります。 次に、予算編成についての基本的な考え方について申し上げます。 我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況が続いており、一時的には持ち直しの動きがみられたものの、感染力が強いとされるオミクロン株の感染が全国的に広がりをみせており、未だ先行きが見通せない状況となっております。 また、「経済財政運営と改革の基本方針2018」で示された「新経済・財政再生計画」等を踏まえ、地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額については、「令和3年度地方財政計画」の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとしているところであります。 こうした状況の中、本市の歳入は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により地域経済の持ち直しの動きが実感できないことから、市税においては大きな伸びは見込めず、地方交付税においても「令和4年度地方財政計画」により前年度を上回る措置が予想されるものの、国勢調査人口の減による普通交付税の減も予想されることから、大きな伸びを見込むことは難しい状況にあります。 また、歳出では、伊達小学校の改築や広域ごみ処理施設の更新等の投資的経費の支出が見込まれること、扶助費や繰出金等の社会保障関連経費は伸び率が鈍化しているものの増加傾向にあること、施設の老朽化に伴う多額の修繕費等が必要であることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ地域経済の支援も引き続き行う必要があることから、今後も歳出総額を大幅に縮減することが難しい状況にあります。 このため、令和4年度予算編成にあたっては、国や地域経済の動向を注視しながら、将来を見据えた行政改革の推進により、事務・事業経費等の徹底した節減を図りつつ、めりはりを付けた予算措置を行うなどより一層の合理化を進め、「第7次伊達総合計画」や「第2期伊達まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」とも整合を図りながら財源の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。 この結果、一般会計204億2,773万円、特別会計86億2,484万円、水道事業会計8億6,175万円、簡易水道事業会計1億3,430万円、公共下水道事業会計21億4,392万円、合計321億9,253万円となり、前年度当初予算に比べて、21億6,493万円、7.2パーセントの増となったところであります。 以上、令和4年度の市政執行にあたっての基本的な考え方について述べさせていただきました。 様々な課題に直面し、近い将来、多くの自治体で経済力を維持することが難しい状況となることが予想されます。 しかし、この厳しい時代だからこそ地方には大きなチャンスだと捉え、このまちから変革を起こす攻めの姿勢で困難を着実に乗り越えていかなければなりません。 新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活に混乱と著しい変化をもたらしましたが、この難局でも歩みを止めることなく、最善の策を模索しながら地域を盛り上げていくことが、皆さまとともに策定した「第7次伊達総合計画」に掲げる将来像の実現につながるものと考えております。 人生100年時代に向けて、今後も夢と希望を与えられる伊達市にするために、市民皆さまの知恵と想いを集め、ともに支え合い、豊かさを感じながら、将来も住み続けたいと思えるようなまちを目指して、今後も進化を続けながら市民皆さまとともにまちづくりに取り組んでまいります。 むすびにあたり、市民皆さまから寄せられた市政全般にわたる温かいご支援、ご協力に心から感謝申し上げますとともに、市議会議員及び市民皆さまの益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げます。
    議長阿部正明) 教育長。          〔教育長 影山吉則登壇〕 ◎教育長(影山吉則) 令和4年第1回伊達市議会定例会の開会にあたり、教育行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。 我が国におきましては、「超スマート社会」とも言われるSociety5.0時代の到来により、新たな時代を生きる子どもたちにもICTを基盤とした先端技術等の効果的な活用が求められ、学校に対し「GIGAスクール構想」の実現が図られてまいりました。さらに、新型コロナウイルス感染症対策による学校休業中であっても「子どもたちの学びを止めない」ことが急務となったことから、児童生徒一人一台端末の整備により学校と家庭をオンライン化するなどして、子どもたちの学びの保障や持続的な学校運営体制の構築に向け、本構想が加速度的に進められてきたところです。 本市の教育現場におきましては「学校の新しい生活様式」にある感染症対策を徹底しながら、「コロナを言い訳にしない教育活動」を合言葉に教育活動の工夫を図るとともに、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型授業を行うなど、新たな時代を生きる子どもたち一人ひとりの可能性を引き出す「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現する授業改善を進めてきたところです。今後は、Society5.0における「学びの在り方の変革」も踏まえた教育活動の展開を図っていかなければならないと考えております。 さて、学校教育のイノベーションが図られる一方で、社会全体としては、超高齢社会におけるライフステージの各段階で活躍し続ける人材の育成に向け、「人生100年時代の社会人基礎力」の視点が求められております。本市教育の基本理念である「自立・協働・創造」は、「社会人基礎力」を構成する3つの能力である「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」と軌を一にするものであり、世界全体で取組が進められているSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す人づくりの基盤となるものと捉えております。今後一層、地域を理解し仲間と協働して課題解決に当たる資質・能力を育むことをねらいとする「だて学」をはじめ、学校教育や社会教育等のあらゆる学びの場面を通じて、本市教育の基本理念の具現化に向けた取組の充実を図るとともに、地元愛に根差した地域創生の原動力となる「伊達プライド」を持った「伊達人だてびと)」の育成に繋げてまいりたいと考えております。 伊達教育委員会といたしましては、第2次伊達市教育振興基本計画に基づいた各種教育施策の取組に加え、令和3年4月に開校した北海道伊達開来高等学校の特色化・魅力化への支援、令和5年3月末をもって閉校となる北海道伊達緑丘高等学校や、本市との連携に努める北海道伊達高等養護学校、市内の幼稚園・保育所とすべての市立学校との系統性を図った教育の実施等について、市をはじめ、学校、家庭、地域や関係機関・団体等との連携を強化して教育行政を推進してまいります。 ここで、今後の教育行政に臨む基本姿勢について申し上げます。 教育を取り巻く現状と課題を踏まえ、本市の教育理念である「自立・協働・創造」の目指すべき方向性について、「自立」におきましては、「夢を志に高め、たくましくしなやかに、生涯を通じて挑戦し続ける人の育成」とし、「協働」におきましては、「共に学び育ちあう絆を強くし、地域が人を育み、人が地域を創る社会の実現」を、「創造」におきましては、「郷土の歴史と文化を継承・発展させ、新しい価値観を創出する人の育成」としたところであります。 以上のことを基本姿勢として、自らが伊達市の将来を創り出していくという主体性を持った人づくり、郷土の歴史や文化を誇りに思い、生涯にわたり生きがいを持って活躍できる学びづくりのため、学校教育におきましては、「社会を生き抜く力を育む教育の推進」として、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」である「社会人基礎力」の育成や、「GIGAスクール構想」を基にしたICTの活用による新しいスタイルの授業改善に加え、教育活動全体をSDGsの17のゴールの視点から見直し、子どもたちが主体的かつ協働的に学び、自ら判断して課題を解決しようとできる学習を推進してまいります。 併せて、道徳教育と人権教育との関連を図り、互いの違いやよさ、ジェンダー(社会的性別)等、多様性を認め理解し合いながら、自分と同じように他者も尊重できる態度を養う「豊かな心を育む教育の推進」、体力向上、食育及び健康教育を目的とした「健やかな体を育む教育の推進」を図ってまいります。 また、「地域とともにある学校づくりの推進」として、コミュニティ・スクールへの認識を深めることを目的とした研修会を実施するとともに、学校運営協議会において地域住民や保護者が主体的に学校運営に参画し、学校と地域が一体となって子どもたちを育むなど、地域総がかりの教育と学校を拠点とした地域づくりを推進してまいります。 「信頼される教育環境の整備」としては、一定規模の集団の中で、認め合い、協力し合い、切磋琢磨できるなど、児童生徒の教育環境をより良いものとするため、地域や学校と連携しながら学校再編等を進めてまいります。 社会教育におきましては、「ふるさと意識を育て地域づくりに参画する青少年教育の推進」として、次の時代を担う青少年に対して、市民団体と協力し様々な体験活動や交流の場となる青少年教育事業の充実を図るとともに、伊達の魅力を改めて感じ、愛着や誇りを持つよう「だて学」に積極的に取り組み、青少年の新たな価値を生み出す資質・能力を育んでまいります。 また、「共に支えあう地域づくりを目指す社会教育の推進」として、市民講座や市民カレッジ、長生大学等において「オトナのだて学」と冠した講座等の充実に取り組むとともに、子どもたちへのスポーツ・文化活動等の機会の提供や学習習慣を身に付けさせることなどを目的として、「放課後子ども教室」や「放課後児童クラブ」を開設いたします。 歴史・文化芸術におきましては、「特色ある地域文化の推進」として、芸術鑑賞事業や文化芸術活動への支援等を通じて、地域の特性を活かした多様な文化芸術の充実・発展に努めてまいります。 また、「歴史文化を活かしたまちづくりの推進」として、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことから、文化遺産・教育資産としての縄文遺跡の活用をさらに推進するため、縄文文化の価値を広く市民に周知するなど、市民が縄文文化を楽しみ理解する取組を行ってまいります。 だて歴史文化ミュージアムにつきましては、多文化共生の意義を学ぶことができる魅力ある施設として、博学連携や指定管理者をはじめ周辺地域の文化施設、観光施設等との連携を積極的に行うことにより、来館者が「集い学びあえる」場の創出への取組を行ってまいります。 スポーツにおきましては、「豊かな心身を育むスポーツの振興」として、ニュースポーツを含めた生涯スポーツの取組の拡充を図るため、施設の指定管理者や関係団体等と連携し、健康づくり事業やスポーツ教室、各種大会の開催に加え、利用者アンケート等によるニーズの把握により、市民のスポーツ施設の利活用の促進に努めてまいります。 また、学校の運動部活動の地域移行を含めた地域における新しいスポーツ環境の構築や子どもたちにとって親しみやすい運動の啓発等、各種団体等との連携に向けた取組を促進してまいります。 以上を基本姿勢として、教育行政を執行してまいります。 以上、令和4年度の教育行政に臨む基本姿勢等について申し上げました。 伊達教育委員会といたしましては、本市をはじめ、あらゆる地域や世界を舞台に活躍する資質及び能力を持った人材の育成を目標として教育活動を進めていくとともに、市民一人ひとりが生涯にわたり豊かに学ぶことができるよう、学校、家庭及び地域はもとより、関係機関や団体等との連携を図りながら、本市教育のより一層の充実及び発展に全力で取り組んでまいります。 市議会議員皆さま並びに市民皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。 ○議長阿部正明) 以上で行政報告第1号及び教育行政報告第1号の以上2案件の報告は終わりました。 この際、行政報告第1号 令和4年度市政執行方針及び教育行政報告第1号 令和4年度教育行政執行方針の以上2案件については、報告として受理することといたします。 △市長提出議案第1号~市長提出議案第24号、市長提出報告第1号~市長提出報告第2号の上程、説明、報告議長阿部正明) 次に、日程第7、議案第1号 胆振支庁管内公平委員会委員の選任についてから日程第32、報告第2号 令和事業年度伊達土地開発公社事業計画及び予算についてまでの以上26案件を一括議題といたします。 提案理由の説明及び報告を求めます。 市長。          〔市長 菊谷秀吉登壇〕 ◎市長(菊谷秀吉) 初めに、議案第1号についてご説明いたします。 本案件は、胆振支庁管内公平委員会の委員であります白崎浩司氏が本年5月12日をもって任期満了となりますことから、同氏を再任いたしたく、地方公務員法及び胆振支庁管内公平委員会規約の規定により議会の同意を求めるものであります。 なお、同氏につきましては、胆振支庁管内公平委員会を共同設置する地方公共団体の長の協議により定めた委員の候補者であることを申し添えます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長阿部正明) 副市長。          〔副市長 仁木行彦登壇〕 ◎副市長(仁木行彦) 引き続き、議案第2号についてご説明いたします。 本案件は、道路法の規定により市道の路線の認定及び変更について議会の議決を求めるものであります。 青柳北小路線につきましては、開発行為により新設された道路が本市に帰属されたことにより認定するものであります。山中通り線につきましては、北海道の有珠山麓地区畑地帯総合整備事業により道路が整備されたことから、また黄金臨海浜線につきましては一部が国有地払下げにより私有地となる予定であることから、それぞれ終点を変更するものであります。 次に、議案第3号についてご説明いたします。本案件は、国営緊急農地再編整備事業の完了後に本市や受益農家が支払う負担金の財源に充てることを目的とした伊達市土地改良事業基金を設置するため条例を制定するものであります。 次に、議案第4号についてご説明いたします。本案件は、児童数の減少に係る伊達市放課後児童クラブの再編に伴い、まれふ児童クラブ及びうす児童クラブを廃止するため所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第5号についてご説明いたします。本案件は、本年1月に事業計画が確定した国営伊達土地改良事業について、土地改良法の規定に基づく負担金等を徴収するに当たり、法令に合わせて徴収の猶予等の規定を追加するなど所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第6号についてご説明いたします。本案件は、道路法施行令及び北海道道路占用料徴収条例の一部改正に併せて、自動運行補助施設に係る占用料を設定するため、所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第7号についてご説明いたします。本案件は、史跡北黄金貝塚公園用地として取得した土地の地番を追加するため、所要の条例改正を行うものであります。 次に、議案第8号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に、10億2,487万4,000円を増額して、217億3,385万9,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするもので、補正予算の内容につきましては、議案説明資料及び予算説明調書に記載したとおりであります。 継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正につきましては、それぞれ「第2表継続費補正」、「第3表繰越明許費補正」、「第4表債務負担行為補正」、「第5表地方債補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第9号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額から178万6,000円を減額して、44億4,733万5,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第10号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に、2,078万円を増額して、36億7,007万7,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 債務負担行為の補正につきましては、「第2表債務負担行為補正」のとおり、包括的支援事業委託費などに関するものであります。 次に、議案第11号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額に97万5,000円を増額して、434万6,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第12号についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、予算の総額から774万6,000円を減額して、6億4,645万7,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。 次に、議案第13号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、給水戸数などについて、補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を、令和3年度伊達水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第8条及び第9条を改めるものであります。 次に、議案第14号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、給水戸数などについて補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を令和3年度伊達簡易水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第6条から第8条までを改めるものであります。 次に、議案第15号についてご説明いたします。初めに、予算第2条の業務の予定量につきましては、事業の実績等を勘案し、主要な建設改良事業について補正するものであります。 次に、予算第3条の収益的収入及び支出及び予算第4条の資本的収入及び支出に関しまして、決算見込みに伴う事業費の補正を、令和3年度伊達公共下水道事業会計予算実施計画のとおりとし、関連する予算第6条、第9条及び第10条を改めるものであります。 次に、議案第16号から議案第23号までは、令和4年度予算に係る議案であります。予算内容の詳細につきましては、令和4年度歳入歳出予算事項別明細書並びに予算資料であります議案説明資料及び予算概要に記載しておりますので、提案に当たりましては主な項目についてご説明いたします。 それでは、議案第16号 令和4年度伊達一般会計予算からご説明申し上げます。別冊の令和4年度各会計予算及び予算説明書の一般―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ204億2,772万8,000円とし、第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債、第5条は一時借入金について、それぞれ定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、一般―11ページから179ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 なお、予算収支でありますが、8億6,000万円の収支不足となりましたことから、全額、財政調整基金の繰入れにより、財源措置を行ったところであります。 次に、議案第17号は、令和4年度伊達国民健康保険特別会計予算であります。国保―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億1,182万円とし、第2条は、一時借入金について定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、国保―5ページから41ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第18号は、令和4年度伊達介護保険特別会計予算であります。介護―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億2,145万7,000円とし、第2条は、一時借入金について定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、介護―5ページから43ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第19号は、令和4年度伊達霊園特別会計予算であります。霊園―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ349万1,000円と定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、霊園―5ページから15ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第20号は、令和4年度伊達後期高齢者医療特別会計予算であります。高医―1ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億8,807万円と定めたいというのが予算の概要であります。 内容につきましては、高医―5ページから21ページまでの歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりであります。 次に、議案第21号は、令和4年度伊達水道事業会計予算であります。水道―1ページ及び2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、給水戸数を1万4,693戸、年間総給水量を332万8,503立方メートルと見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に5億9,264万1,000円を、支出に5億5,657万2,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に5,572万5,000円を、支出に3億517万4,000円を計上しております。ここで生じます不足額の2億4,944万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金及び、減債積立金、建設改良積立金で補填しようとするものであります。 第5条は企業債、第6条は一時借入金、第7条は経費の金額の流用について、それぞれ定めるものであります。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の8,116万円を、第9条は、たな卸資産の購入限度額として、3,439万円をそれぞれ定めたいというものであります。 次に、議案第22号は、令和4年度伊達簡易水道事業会計予算であります。簡水―1ページ及び簡水―2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、給水戸数を394戸、年間総給水量を30万1,899立方メートルと見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に8,941万円を、支出に8,830万3,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に1,427万9,000円を、支出に4,599万8,000円を計上しております。ここで生じます不足額の3,171万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填しようとするものであります。 第5条は、経費の流用可能範囲につきまして定めるものであります。 第6条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の1,128万3,000円を、第7条は他会計からの補助金で、経営補助のため一般会計から受ける補助金として4,026万3,000円を計上しております。 第8条は、たな卸資産の購入限度額として、156万1,000円と定めたいとするものであります。 次に、議案第23号は、令和4年度伊達公共下水道事業会計予算であります。下水道―1ページ及び2ページをお開き願います。 まず、第2条の業務の予定量でありますが、処理区域面積を977ヘクタール、処理人口を2万7,100人と見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出で、収入に12億7,026万5,000円、支出に12億5,876万7,000円を計上しております。 第4条は、資本的収入及び支出で、収入に4億9,367万1,000円を、支出に8億8,514万9,000円を計上しております。ここで生じます不足額の3億9,147万8,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補填しようとするものであります。 第5条は債務負担行為、第6条は企業債、第7条は一時借入金、第8条は経費の流用可能範囲についてそれぞれ定めるものであります。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の5,294万2,000円を、第10条は他会計からの補助金で、経営補助のため、一般会計から受ける補助金として5,930万円を、それぞれ計上しております。 次に、議案第24号についてご説明いたします。本案件は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額を変更するため所要の条例改正を行うものであります。 次に、報告第1号についてご説明いたします。本案件は、市長の専決処分事項の指定に基づき、損害賠償の額の決定及びこれに係る和解について専決処分を行いましたことから、地方自治法の規定により報告するものであります。 内容につきましては、令和3年7月22日午後、市道門前通り線において車両で通行中の市民が道路にできた穴に右側後輪を落とし、はね返しの衝撃で右フェンダーを損傷したものであります。この損害につきましては、その損害賠償額を8,146円とし、合意を得ましたので、本年1月28日に専決処分をしたものであります。 次に、報告第2号についてご説明いたします。 まず、事業計画につきまして、土地の取得、造成は53万3,000円、土地の処分は4,521万4,000円であります。 続きまして、予算のうち収益的収入及び支出につきましては、収入に4,521万8,000円を、支出に4,604万4,000円を計上しております。 また、資本的収入及び支出につきましては、支出合計が53万3,000円でありますが、不足する同額は過年度損益勘定留保資金により補填をするものであります。 借入金につきましては、限度額を7,000万円と設定するものであります。 以上で提案説明及び報告を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長阿部正明) 以上で提案理由の説明及び報告は終わりました。 なお、報告第1号及び報告第2号の以上2案件については、地方自治法に基づくものでありますので、報告として受理いたします。 △次会日程報告議長阿部正明) 以上で本日の日程は終わりました。 お諮りいたします。明日から3月1日までは議案調査のための休会にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、明日から3月1日までは会議を休会とすることに決定いたしました。 3月2日は午前10時から会議を開きます。 △散会の宣告 ○議長阿部正明) 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。          散 会 (午前10時50分)...